2026年8月26日 12:10
宮崎県庁がDeepL Voiceで聴覚障がい職員を支援
3行まとめ
- •宮崎県庁がDeepL Voiceを導入
- •聴覚障がい職員の文字起こしに活用
- •日本語→日本語のリアルタイム変換
詳細
背景
宮崎県庁では、聴覚に障がいのある職員が会議や日常業務で周囲とのコミュニケーションに困難を抱えるケースがあった。手話通訳者の常時同行や筆談には限界があり、職場でリアルタイムに会話内容を把握できる仕組みが求められていた。DeepLは8月26日、こうした課題に対して同庁がリアルタイムAI音声ソリューション「DeepL Voice」を導入し、活用を始めたことを発表した。
内容
DeepL Voiceは音声をAIでリアルタイムに文字起こし・翻訳できるサービスだが、今回宮崎県庁では「日本語から日本語への文字起こし」という特殊な用途で運用している。これにより、周囲の発言内容が即座にテキスト化されて画面に表示され、聴覚障がいのある職員も会議や打ち合わせの内容をリアルタイムで把握できるようになった。翻訳機能ではなく音声認識・文字起こし機能そのものを、職場のアクセシビリティ向上の手段として活用した事例である。
今後の影響
本事例は、翻訳を主目的として開発されたAI音声ツールが、障がい者支援というまったく異なる文脈でも実用的な価値を発揮できることを示している。自治体や企業が多様な人材の働きやすい環境を整備する上で、既存のAIサービスを目的外の用途に応用する発想の一例として参考になる。
なぜ重要か
翻訳用のAI音声ツールを障がい者支援に応用した事例。既存AIサービスの目的外活用の発想として参考になる。
元記事を読む — AI Watch