2026年7月29日 07:10
Visa、Mythosで決済網の脆弱性発見
Visa used Mythos to hunt for bugs in its own payment network, then open-sourced the harness that made it possible
3行まとめ
- •VisaがMythosで決済網を監査
- •深刻な脆弱性の攻撃連鎖を発見
- •監査ハーネスをオープンソース化
詳細
背景
Visaは200以上の国と地域、約160通貨、約50億件の決済情報、1億7500万以上の加盟店拠点を結ぶ巨大な決済インフラを運用している。技術担当社長のラジャト・タネジャ氏は、この複雑なシステムの検証にAnthropicのClaude Mythosを投入した。
内容
Mythosはシステム内部に散在する軽微な弱点を組み合わせ、通常はペネトレーションテストの終盤にしか発見されないような実行可能な攻撃連鎖を自動的に構築した。人手による従来の監査では見逃されやすい複合的な脆弱性を、AIエージェントが効率的に発見できることを示す事例となった。Visaはこの取り組みで使用した検証用ハーネスをオープンソースとして公開し、他社も同様の手法で自社システムを監査できるようにした。
今後の影響
大規模な金融インフラでAIエージェントによる脆弱性発見が実証されたことで、他の金融機関や重要インフラ事業者がAIを活用したセキュリティ監査を導入する動きが広がる可能性がある。ハーネス公開により、業界全体での検証手法の底上げも期待される。
なぜ重要か
巨大決済網でAIが攻撃連鎖を自動発見。監査ハーネスの公開で他社もAI監査を導入しやすくなる。
元記事を読む — VentureBeat AI