2026年6月22日 07:00
ソフトバンク情シスが日本1位AIスパコンを構築
3行まとめ
- •ソフトバンク情シスが国内AI性能1位を達成
- •猶予4カ月の社長プロジェクトを成功させた
- •専門外チームが大規模AI基盤を内製で構築
詳細
背景
ソフトバンクは、AI計算性能で国内1位を達成するスーパーコンピュータの開発に取り組んだ。孫正義社長肝入りの「社長プロジェクト」と位置付けられたこの取り組みで、開発を担ったのは通常は社内業務システムの管理・運用を手がける情報システム部門(情シス)のメンバーだった。完成までの猶予はわずか4カ月という厳しいスケジュールが課された。
挑戦の内容
情シスチームは、AIスーパーコンピュータに必要なハードウェアの選定・調達からインフラ設計、設置・設定まで、通常業務とは大きく異なるスコープの作業を短期間でこなした。クラウド管理やネットワーク運用を主業務とする情シスにとって、大規模なAI計算基盤の構築は業務範囲を超えた挑戦だった。それでもチームは期限内にシステムを完成させ、AI計算性能で国内ベンチマーク1位を獲得した。
今後の影響
国内最高水準のAI計算基盤を自社保有することで、ソフトバンクは大規模なモデルの学習・推論を外部クラウドに頼らず内製化する体制を整えた。また、情シスという既存部門がAIインフラ構築を主導した点は、AI専門組織を持たない企業が社内人材でAI基盤整備に取り組む際の参考事例となる。
なぜ重要か
社内情シスが4カ月で国内AI性能首位のスパコンを構築。専門組織不在でもAI基盤を内製化できることを示す事例として注目される。
元記事を読む — ITmedia AI+