2026年8月5日 08:00
首都高、Gemini活用が1年で10倍に拡大
3行まとめ
- •首都高のGeminiヘビーユーザー急増
- •1年で22人から224人に
- •対面ワークショップが転機に
詳細
背景
首都高速道路株式会社は、高速道路の建設・維持管理を担う企業で、従業員の平均年齢が高く、IT業務を本業としない社員が多いという特性を持つ。そうした組織においてGoogleの生成AIツール「Gemini」の全社活用を推進した結果、月100回以上Geminiを利用する「ヘビーユーザー」は1年前の22人から224人へと約10倍に急増した。
内容
急増の背景には、社員が実際に手を動かして学ぶ対面・終日形式のワークショップと、特定の部署やITに詳しい社員に限らず「誰一人取り残さない」ことを掲げた全社的な推進体制があった。加えて、社内向けに整備された「Gemini Notebook」と呼ばれる仕組みが、IT業務を本業としない社員でも日常業務の中で気軽にGeminiに触れられる環境を提供し、利用の裾野を広げる役割を果たしたという。
今後の影響
平均年齢が高くITリテラシーにばらつきがある組織でも、対面研修と現場に即したツール整備を組み合わせることで、生成AIの利用を着実に浸透させられることを示す事例といえる。同様の課題を抱える企業にとって、社内でのAI活用推進を進める上での具体的な参考事例となりそうだ。
なぜ重要か
IT業務が本業でない高齢層中心の組織でも、研修とツール整備次第でAI活用を大きく浸透できることを示す事例。
元記事を読む — ITmedia AI+