2026年7月30日 16:00
企業のAI ROI実感、伸びしろも判明
Companies are finally seeing AI ROI — and now they know how much more value it can deliver
3行まとめ
- •SAPがAI価値調査2026を発表
- •AIタスク比率が25%→30%に上昇
- •エージェントAIのROI期待10%→17%に
詳細
背景
SAPがOxford Economicsと共同で実施した「Value of AI Report 2026」は、13カ国の企業リーダー2600人を対象にした調査で、企業のAI活用が実験段階から本格的な実行段階へ移行し、実際の投資対効果(ROI)が表れ始めていることを示した。エンタープライズAIが「試してみる」段階を終え、業務プロセスへ組み込まれつつある実態が浮き彫りになった。
内容
調査によると、AIが組織内の業務タスクを支援する割合は平均で全体の約30%に達し、前年の25%から上昇した。さらに、エージェント型AI(自律的にタスクを遂行するAI)に対するROI期待値は前年の10%から17%へと大きく伸びた。一方で多くの企業は、AIが実際にはさらに大きな価値を生み出せると考えており、現状の活用はまだ潜在能力の一部にとどまっているとの認識も示された。
今後の影響
この結果は、AI導入が投資判断の対象から実運用の評価対象へと移行しつつあることを示す。企業はROIの実績データを踏まえ、エージェントAIへの投資配分や業務プロセスへの組み込みをさらに拡大すると見られる。ただし本調査はSAPが提供するスポンサードコンテンツであり、具体的な製品発表や政策変更を伴うものではない点には留意が必要だ。
なぜ重要か
SAP調査はAIのROI実感を示す業界動向データだが、具体的な新製品発表や政策変更を伴わず影響は限定的。
元記事を読む — VentureBeat AI