2026年9月23日 05:00
Qualcomm、AI特化のスマホ新チップ2種発表
Qualcomm launches two new smartphone chips with emphasis on AI
3行まとめ
- •Qualcommが新型スマホ向けチップ2種を発表
- •最上位モデルは30B MoEを端末上で実行可能
- •オンデバイスAIの処理能力向上を印象づける
詳細
発表内容
Qualcommはスマートフォン向けの新型チップ2種を発表した。同社によると、上位モデルのチップは300億パラメータ規模のMoE(Mixture of Experts、専門家混合)モデルを端末上でローカル実行できるとしている。従来はクラウド側のサーバーで処理していた大規模なAIモデルを、通信を介さずスマートフォン単体で動かせる点が特徴である。
背景
スマートフォン向けチップ市場では、AIモデルをクラウドではなく端末上で直接実行する「オンデバイスAI」への対応が競争軸の一つになっている。MoE方式はモデル全体ではなく必要な部分だけを稼働させることで、大規模モデルでも消費電力や処理負荷を抑えられる利点がある。Appleやサムスン、MediaTekなど競合各社もスマートフォン向けAI性能の強化を進めている。
今後の影響
端末単体で大規模なAIモデルを動かせるようになれば、通信環境に左右されずにAIアシスタントや翻訳、画像処理などの機能を高速かつプライバシーを保った形で利用できるようになる可能性がある。新チップを搭載した具体的な製品の発売時期など詳細は今後の発表を待つ必要がある。
なぜ重要か
オンデバイスAIの処理能力向上を示す一例で、今後のスマホ選定における判断材料になり得る。
元記事を読む — TechCrunch AI