2026年10月21日 07:00
PFNとTenstorrent、生成AI向けプロセッサ共同開発
3行まとめ
- •PFNとTenstorrentが生成AI向けプロセッサを共同開発
- •CPUはTenstorrent、AIプロセッサはPFNが担当
- •光電融合と先端パッケージングでNVIDIAに挑む
詳細
背景
AIの学習・推論用プロセッサは、米NVIDIAのGPUがデファクトスタンダードとなっている。生成AIの普及で計算需要が拡大するなか、高性能かつ高効率な計算基盤の選択肢を増やすことが課題になっている。日本のPreferred Networks(PFN)は独自のAIプロセッサ開発に取り組んでおり、米Tenstorrentは半導体設計を手がける企業である。
内容
PFNとTenstorrentは、AIの学習・推論を高性能・高効率に実行できる生成AI向けプロセッサを含むシステムの共同開発を始めた。役割分担は明確で、CPUの開発は米Tenstorrentが担い、AIプロセッサの開発はPFNが担う。両社は光電融合技術と最先端パッケージング技術を活用し、AIプロセッサのシステム化技術を共同で開発する。見出しにあるとおり、超高メモリ帯域幅の実現も目標に含まれる。
今後の影響
NVIDIA製GPUへの依存度が高いAI計算基盤に対し、日米企業の連携による代替の選択肢が示された形だ。光電融合による高速なデータ伝送と先端パッケージングは、メモリ帯域幅や電力効率といった生成AIの性能を左右する要素に直結する。製品化の時期や性能など詳細は、今後の発表で明らかになる。
なぜ重要か
NVIDIA GPU一強のAI計算基盤に対し、国産AIプロセッサとCPUを組み合わせた代替の選択肢を目指す動きで、調達や半導体戦略の判断材料になる。
元記事を読む — ITmedia AI+