2026年10月20日 18:54
ドコモとNTT、基地局と電源をAIで協調制御
3行まとめ
- •基地局負荷と分散電源をAIで協調制御
- •10月20日から共同で実証実験を開始
- •再エネ利用率向上と災害時の通信維持
詳細
背景
無線基地局は通信サービスを支える社会インフラであり、運用には大量の電力が必要となる。太陽光発電や蓄電池といった分散電源の活用が広がる一方、通信の処理負荷と電源の状態を別々に管理すると、再生可能エネルギーを十分に使い切れない場面や、災害時の停電への備えが課題になっていた。
内容
NTTドコモとNTTは、無線基地局の通信処理負荷と、太陽光発電・蓄電池などの分散電源をAIで最適に協調制御する技術を確立した。この技術の有効性を確かめるため、10月20日から共同で実証実験を開始した。検証の対象は、平常時における再生可能エネルギー利用率の向上、電力需給に応じて消費量を調整するデマンドレスポンスへの対応、災害時における通信サービス継続性の向上の3点である。
今後の影響
実証では、通信設備の運用と電力管理をAIで一体的に最適化する手法の効果が検証される。基地局の電力コストや環境負荷の低減、停電を伴う災害時の通信維持といった、通信事業者の運用上の課題に対する解決策として位置づけられる。結果は、通信インフラにおけるエネルギー管理の方向性を示す材料となる。
なぜ重要か
通信事業者が基地局の電力と通信負荷をAIで一体運用する取り組みで、省エネや災害対策の実証だが、一般的な業務利用者の意思決定への影響は限定的。
元記事を読む — AI Watch