2026年8月28日 08:00
情シス、AI時代の役割とキャリア論
3行まとめ
- •ガートナー亦賀氏が情シス論を解説
- •AI時代も専門性喪失は起こり得る
- •個人のキャリア構築の視点を提言
詳細
背景
過去の技術転換期には、専門性が陳腐化し「クビにはならないが担当していた仕事が消滅する」という現象が繰り返し起きてきた。ガートナーの亦賀忠明氏は、生成AIの普及が進む現在のIT部門にも同様の変化が及ぶと指摘し、情報システム部門(情シス)がまだ本来の実力の1割程度しか発揮できていないと分析する。
内容
亦賀氏によれば、情シスは従来、システムの安定運用や保守といった守りの業務に追われ、経営戦略に踏み込む役割を担いきれていなかった。AIの導入が進むことで定型的な運用業務は自動化される一方、経営課題の解決やデータ活用の企画といった、より付加価値の高い業務へ人材をシフトできる余地が生まれるという。個人としては、特定システムの保守知識に依存するのではなく、業務全体を俯瞰し課題を発見・解決する能力を磨くことが、AI時代のキャリアを守る鍵になると述べている。
今後の影響
IT部門がAIを前提に役割を再定義できるかどうかは、企業全体の競争力にも直結する。情シス担当者は自身のスキルセットを見直し、AIに代替されにくい経営視点や課題解決力を早期に身につけることが求められる。
なぜ重要か
IT部門は技術転換期に専門性が陳腐化しやすいとの指摘があり、AI時代のキャリア構築を考える視点を示す。
元記事を読む — ITmedia AI+