2026年7月6日 09:00
アシックスがAIでシューズ3Dデータを自動生成
3行まとめ
- •アシックスがAIシューズ設計システムを公開
- •2DスケッチからAIが3Dモデルを自動生成
- •CAE/FEA解析と連携し開発期間を短縮
詳細
背景
アシックスはスポーツシューズメーカーとして、設計効率と製品性能の向上を常に追求してきた。従来のシューズ開発では、デザイナーが手描きしたスケッチを3Dデータへ変換する工程に多くの人的作業が必要であり、その後のCAE(コンピュータ支援工学)やFEA(有限要素解析)を用いた性能検証にも相当な時間を要してきた。設計から検証完了までのサイクルが長期化することが、新製品の市場投入を遅らせる課題となっていた。
内容
アシックスはAIソリューション企業のRebuilderAIと共同で、次世代シューズ設計・製造シミュレーション技術を公開した。この技術では、デザイナーが描いた2Dスケッチやコンセプト画像を入力として、AIが自動的に3Dモデルデータを生成する仕組みを採用している。生成された3Dデータはそのまま構造解析ツールと連携し、シューズの強度・耐久性・クッション性などの性能をシミュレーション上で検証できる。手作業によるスケッチの3D変換を自動化することで、設計から検証までの一連のプロセスを効率化する。
今後の影響
このAI活用設計パイプラインにより、製品開発サイクルの短縮が図られる。製造業全般においてAIが設計工程に組み込まれる動きが加速しており、本技術はスポーツシューズにとどまらず、他の製品設計分野にも応用可能なアプローチを示す事例として位置づけられる。
なぜ重要か
アシックスがAIで2Dスケッチを3Dデータに自動変換する技術を公開し、製造業のAI活用事例として注目される。
元記事を読む — ITmedia AI+