AIニュース3行まとめ
2026年6月9日 09:33

Apple、EUでSiri AI提供を見送り

3行まとめ

  • EUのiPhone・iPadでSiri AI見送り
  • DMA対応でApple提案を欧州委が拒否
  • Appleが規制当局を強く批判

詳細

背景

Appleは、EUのデジタル市場法(DMA)への対応を巡り欧州委員会と激しく対立している。DMAは巨大IT企業に対し、他社サービスとの相互運用性の確保やプラットフォーム開放などを義務付ける規制だ。Appleはこれに準拠するための複数の技術的・運用的な解決策を欧州委員会へ提示してきた。しかし欧州委員会はそれらの提案をすべて拒否したとされ、両者の交渉は行き詰まっている。

内容

この対立を受け、Appleは新たなAI機能「Siri AI」をEU圏内のiPhoneおよびiPadで提供しない方針を明らかにした。AppleはEU当局の姿勢について「どの解決策も受け入れない」と公然と批判し、過度な規制が新技術の提供を妨げていると主張している。結果として、EUの利用者は他地域で展開される最新のSiri機能を当面利用できない状況となる。

今後の影響

Appleと欧州委員会の溝が埋まらない限り、EUでのSiri AI提供見送りは継続する。DMAのような規制と新機能展開を巡る今回の対立は、EU市場で事業を行う他のIT企業のAI戦略や機能提供方針にも影響する論点となっている。

なぜ重要か

規制対立により大手のAI機能が地域単位で提供制限される事例。EUユーザーはSiri AIを使えず、他社のAI展開方針にも影響する論点となる。

元記事を読む — ITmedia AI+

人気記事