2026年7月10日 07:00
AIコスト削減、過半数の企業で効果なし
3行まとめ
- •AI導入507社調査、コスト削減で利益不変が過半
- •売上拡大目的では7割が営業利益増を実感
- •プロンプト格差・手直しが普及の壁に
詳細
調査概要
AI活用企業507人を対象とした調査によると、「売上高拡大」を目的にAIを導入した企業の約7割が営業利益の増加を実感していることが判明した。一方、「コスト削減」を主目的とした導入では、過半数の企業が利益に変化なしと回答しており、導入目的によって成果に大きな差があることが示された。
浮かび上がった課題
調査では複数の課題が明らかになった。AIの出力を業務で活用するためのプロンプト作成スキルの差が生産性に直結する「プロンプト格差」の問題、AIの出力結果を実務レベルに整える「手直し」に想定以上の時間を要するケース、そして既存の社内システムやデータとの連携制約が効率化の障壁となっていることなどが報告されている。
活用の実態
同調査は、AIをコスト削減ツールとして導入した場合、期待どおりの成果を得られない企業が多数存在することを示している。一方、売上拡大を目的とした場合には高い割合で利益増に繋がっており、導入目的の設定と組織的な活用スキルの習熟度が成果を左右する重要な要素であることが浮き彫りになった。
なぜ重要か
AIをコスト削減目的で導入した企業の過半数が利益改善なし。プロンプト格差・手直しコスト・データ連携が主な障壁として判明した。
元記事を読む — ITmedia AI+