2026年8月11日 23:45
Zoomの脆弱性、AIプロンプトで発見
‘Zoomsday’ hack uncovered using fewer than 20 AI prompts
3行まとめ
- •Zoomに深刻な脆弱性が発覚
- •AIへの20回未満の指示で発見
- •注釈機能悪用し端末乗っ取り可能
詳細
概要
Zoomは、ビデオ会議中に第三者が参加者の端末を乗っ取ることを可能にする重大な脆弱性を修正した。この欠陥は火曜日に公開されたブログ投稿で明らかにされたもので、セキュリティ研究者らが公開されている生成AIモデルに20回に満たない数のプロンプトを入力しただけで発見に至ったとされる。この事例はWiredが先に報じていた。
手口
今回の脆弱性はZoomの「注釈機能」を悪用するものだった。この機能は画面共有中に、参加者が共有画面の上に線や文字を描き込めるようにするもので、多くのオンライン会議で活用されている。研究者らによると、攻撃者は会議に参加あるいは自ら会議を主催した上でこの注釈機能を利用することで、他の参加者の端末を遠隔から不正に操作できる状態にあったという。
今後の影響
今回の発見は、生成AIを活用すれば専門的なハッキング技術がなくても、比較的短いやり取りだけでソフトウェアの深刻な脆弱性を突き止められることを示した点で注目される。AIによる脆弱性調査の効率化は、防御側の検証作業を加速させる一方、悪意ある攻撃者に悪用される懸念もあり、ビジネスで日常的に利用されるツールのセキュリティ体制強化が改めて課題として浮上している。
なぜ重要か
生成AIに20回未満の指示を与えるだけで深刻な脆弱性を発見できることを示し、AIの二面的リスクを浮き彫りにした。
元記事を読む — The Verge AI