2026年5月19日 13:40
Western Digital、量子暗号対応HDDを発表
3行まとめ
- •量子暗号統合の大容量HDD発表
- •Ultrastar UltraSMRに搭載
- •AIデータ長期保護が狙い
詳細
背景
量子コンピュータの実用化が近づくにつれ、現在の暗号方式が将来的に解読される「Harvest Now, Decrypt Later」攻撃への懸念が高まっている。AI学習データや長期保存される企業データは、数十年後に解読されるリスクを抱えており、ストレージ層での対策が急務となっていた。
内容
Western Digitalは、ポスト量子暗号(PQC)を統合した大容量Ultrastar UltraSMRハードディスクドライブを発表した。UltraSMR技術による大容量化と、量子コンピュータでも解読困難とされるPQCをドライブレベルで組み合わせることで、AIデータセンター向けに長期的なデータ保護を提供する。
今後の影響
AIワークロードの拡大に伴いストレージ容量と機密性の両立が課題となるなか、ハードウェア層での量子耐性確保は他ベンダーの追随を促す。データセンター事業者やクラウド事業者の調達基準にもPQC対応が組み込まれていく流れが強まる。
なぜ重要か
AIデータ長期保護に量子耐性が求められる流れを示し、ストレージ調達基準の変化を促す動きとなる。
元記事を読む — AI Watch