2026年9月9日 19:51
早稲田大学、AI予測でローカル5G放送安定化
3行まとめ
- •早稲田大とNECネッツエスアイが共同研究
- •AIで電波状況をリアルタイム予測
- •5G映像配信の途切れ防止を実証
詳細
背景
ローカル5Gを使った映像配信では、電波状況の変化によって伝送品質が不安定になり、映像が途切れることが課題となっている。従来の対策は電波状況が悪化してから対応する事後的な仕組みが中心で、途切れを完全には防げなかった。早稲田大学の甲藤二郎教授らの研究グループは、この課題の解決に向けてNECネッツエスアイと共同研究を進めてきた。
内容
研究グループは、将来の電波状況をAIでリアルタイムに予測し、伝送の安定性を優先して映像の途切れを防ぐ軽量なモデルを開発した。9月9日に発表された内容によると、実際にローカル5Gネットワークを用いた検証を実施し、映像の途切れを抑えながら安定して再生できることを確認したという。従来手法と比べて計算負荷を抑えた軽量設計である点も特徴とされる。
今後の影響
監視カメラの映像伝送や遠隔作業支援など、途切れが許されない用途は、ローカル5Gの主要な活用分野に位置づけられている。工場や建設現場など産業用途への導入が進む中、通信品質を事前に予測して制御する今回の技術は、映像配信サービスの安定運用を支える要素となる。
なぜ重要か
AIで電波状況を予測しローカル5G映像配信の途切れを防ぐ技術を実証した。
元記事を読む — AI Watch