2026年5月7日 15:05
生成AI広告がセーラームーンに酷似、ウテナが謝罪・撤去
3行まとめ
- •ウテナの生成AI広告がアニメ酷似で批判
- •公式動画削除と交通広告の撤去を発表
- •商用AI利用の著作権リスクが改めて浮上
詳細
経緯
化粧品メーカーのウテナが展開した化粧品の屋外広告が、人気アニメ「セーラームーン」のキャラクターに酷似しているとSNS上で指摘され、物議を醸した。この広告は生成AIを活用して制作されたもので、生成AIが既存の著名作品と類似した画像を出力する問題が、企業の広告制作において実際に発生した事例となった。
対応
ウテナは2026年5月6日に公式声明を発表し、自社の化粧品広告が既存アニメに酷似していたことについて謝罪した。具体的な対応として、該当する公式YouTube動画の削除および交通広告の撤去を行うと発表した。生成AIを用いた広告制作において、完成物が既存作品に酷似していることを公開前に検知できなかったことが今回の問題につながった。
背景
生成AIによる画像生成では、学習データに含まれる既存作品の特徴が出力に反映され、意図せず既存の著作物に類似した画像が生成される場合がある。企業がマーケティングや広告素材の制作に生成AIを活用する動きが広がる中、完成物に対する著作権・知的財産権の観点からのチェック体制の整備が課題として浮上している。
なぜ重要か
生成AIで制作した広告が既存アニメに酷似し企業が謝罪・撤去に追い込まれた事例で、商用利用時の著作権チェック体制の重要性を示した。
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