2026年6月12日 12:00
人型ロボ世界首位Unitree、日本市場開拓へ
3行まとめ
- •人型ロボ世界シェア約40%のUnitreeが戦略語る
- •2025年売上392億円、前年比435%成長
- •日本では代理店・リース企業と連携し普及狙う
詳細
背景
中国Unitree Roboticsは2016年設立、2023年に人型ロボット事業へ参入し、2025年時点で二足歩行人型ロボットの世界市場シェア約40%で首位に立つ。2025年の売上高は392億円で前年比435%の急成長を遂げ、2026年内の上場を予定している。ITmediaが同社担当者に事業戦略と日本市場での展望を聞いた。
内容
普及戦略の柱は3つ。第一に運動性能とエンターテインメント性で、中国の人気番組「春晩」では人型ロボット「G1」が宙返りやカンフーを実演し、日本からもダンス動画制作の問い合わせが増えている。第二にコスト削減と汎用AI開発で、全身動作と物体操作を別々にAIへ学習させて組み合わせることでカスタマイズコストを下げ、NVIDIAやGoogleと協力してロボット向け汎用AIモデルの開発を進める。第三に「ロボットのChatGPT」の登場を2027年と見込み、飲食・介護など人手不足業界への普及を想定する。
日本展開
同社は日本市場を「規模感としてはトップクラスに重要性が高い」と評価。少子高齢化による労働力不足を背景に日本企業からの問い合わせが増えており、動作のローカライズ、メンテナンス、リースの各企業との提携を進める。データはユーザーの現地サーバに保存し、日本ではクラウド企業と連携したセキュリティ対策を実施するとした。
なぜ重要か
人型ロボット世界シェア首位企業の日本展開戦略が示され、労働力不足の現場へのロボット導入動向を知る材料になる。
元記事を読む — ITmedia AI+