2026年9月3日 02:51
盗難Claudeセッションで社内Gmail侵入
Stolen Claude session cookies can reach corporate Gmail through grants no IT admin can revoke
3行まとめ
- •Claudeセッション窃取で2FA回避
- •IT管理者が失効できない盗難アカウント
- •SSOも防止でなく可視化のみ提供
詳細
背景
Infostealer(情報窃取マルウェア)が、ログイン画面の二要素認証(2FA)を経由せずに、盗まれたClaudeのセッションCookieをそのまま有料アカウントへリプレイする手口が確認された。Anthropicが検知した被害アカウントはクレジットカード課金のセルフサーブ型で、企業のID管理基盤(IdP)配下になく、管理コンソールから強制サインアウトすることもできない層だった。
内容
セッションCookieのリプレイは、SSO(シングルサインオン)による認証もパスワード認証と同様に迂回できてしまう。SSOが果たすのはアカウントの失効や不正アクセスの可視化であり、侵入そのものを防ぐ仕組みではない。今回のケースでは、盗まれたセッションを通じて企業のGmailアカウントへの権限にまで到達できる経路が存在したことが問題視されている。
今後の影響
企業がAIサービスを業務導入する際、SSO配下に置かれない個人・カード課金アカウントが管理の抜け穴になりうることが浮き彫りになった。IT管理者は、公式な契約経路以外で従業員が個人的に契約したAIアカウントの利用実態を把握し、セッション管理やデバイス側の防御(インフォスティーラー対策)を強化する必要がある。
なぜ重要か
個人課金のClaudeセッション窃取がSSOも2FAも回避し、企業Gmailへ波及しうる盲点を示した
元記事を読む — VentureBeat AI