2026年6月30日 06:09
韓国が半導体とヒューマノイドに$1兆ドル投資
South Korea to spend $1T on more memory chip production and humanoid robots
3行まとめ
- •韓国政府が$1兆ドル規模の国家投資計画を発表
- •2028年までにヒューマノイドロボットの商用化を目標に
- •「フィジカルAI」分野のグローバルリーダーを目指す
詳細
背景
韓国は半導体分野においてSamsungやSK Hynixがメモリ市場を世界的にリードしており、AIブームによる高帯域幅メモリ(HBM)需要の急拡大を追い風に、更なる投資拡大の機会を迎えている。一方、次世代産業として注目されるヒューマノイドロボット分野では米国企業が先行しており、韓国政府は国家戦略として競争参入を決断した。
内容
韓国政府は、メモリ半導体の生産拡大とヒューマノイドロボットの商用化を2本柱とする総額1兆ドル(約145兆円)規模の国家投資計画を発表した。2028年を目標年として商用ヒューマノイドロボットの実用化を掲げ、物理世界で自律動作する「フィジカルAI」分野でのグローバルリーダー獲得を目指す。AIデータセンターの拡大に伴うメモリ需要の急増を国内産業の成長機会と捉え、生産能力の大幅な強化を図る。
今後の影響
この計画は、AIを支えるハードウェアインフラの覇権争いに韓国が国家として本格参入することを明確にした。ヒューマノイドロボット市場ではTeslaのOptimus、Figure AIなど米国勢が先行するが、韓国は国家規模の資金投入でこれに対抗する姿勢を示した。AI時代の国際競争はソフトウェアからハードウェア・物理AIへと戦線が広がっており、本計画はその象徴的な国家意思表示となった。
なぜ重要か
韓国政府が$1兆ドル規模でAI向け半導体増産とヒューマノイドロボット商用化を国家戦略として掲げ、物理AI分野の覇権争いに本格参入した。
元記事を読む — Ars Technica AI