2026年4月17日 12:20
ソフトバンク、国産LLM「Sarashina」で業務支援サービス6月開始
3行まとめ
- •ソフトバンクが6月に国産LLM「Sarashina」の企業向けサービス開始
- •Oracle活用の国内DCで構築し、データ主権(ソブリン性)を確保
- •機密情報をAIと連携できる環境を国内企業に提供
詳細
背景
ソフトバンクは、自社開発の日本語LLM「Sarashina」を活用した企業向けAI業務支援サービスを2026年6月に提供開始すると発表した。海外クラウドへのデータ送信に伴うセキュリティリスクを懸念する日本企業のニーズに応えるもので、データの国内完結を重視する「ソブリンAI」の文脈で位置づけられる。
内容
本サービスはOracleのクラウドサービスを活用してソフトバンク自社のデータセンター内で構築・運用される。これにより、企業の機密情報や個人データを外部に出すことなく、LLMと安全に連携できる環境を実現する。国産LLMを用いることで日本語処理の精度向上も期待できる構成となっており、法務・人事・顧客対応など機密性の高い業務領域でのAI活用を想定している。
今後の影響
データ主権への関心が高まる日本の大企業・官公庁向けに、国産LLMを軸としたオンプレミス型AIサービスの選択肢が広がる。海外事業者(Microsoft、Google等)のソブリンクラウドと競合する形となり、国内AIサービス市場の競争が活発化する。ソフトバンクが国産LLMビジネスの本格展開に踏み出すことで、日本のAIエコシステム形成にも影響を与える。
なぜ重要か
データ主権を求める日本企業向けに、国産LLMを使ったオンプレミス型AIサービスの選択肢が生まれる。海外クラウドとの競争が本格化する。
元記事を読む — ITmedia AI+