2026年6月30日 14:23
ソフトバンクが国産AI「Sarashina」をクラウドで提供
3行まとめ
- •ソフトバンクが国産AI「Sarashina」のクラウド提供を開始
- •東日本DCで先行、西日本は2026年10月に予定
- •ソブリン型クラウドで国内データ保全を実現
詳細
背景
SoftBankグループのSB Intuitionsが開発した国産生成AI「Sarashina」は、日本語処理の精度向上を重視して設計された大規模言語モデルである。ChatGPTやClaudeなど海外製AIサービスへの依存が高まる中、データの主権(ソブリン性)を確保しつつ国内でAIを活用したいという企業・行政機関のニーズは年々高まっており、国産AIへの期待が増している。
内容
ソフトバンクは2026年6月30日、ソブリン性を備えたクラウドサービス「Cloud PF Type A」において、「Sarashina」を活用したAIサービスの提供を東日本のデータセンターで正式に開始した。「Cloud PF Type A」は、すべてのデータを国内のデータセンターで処理・保管する設計であり、データが国外に流出するリスクを排除した信頼性の高い環境を提供する。西日本のデータセンターでは2026年10月に提供開始する予定で、段階的に対応エリアを拡大していく。
今後の影響
国産AIを安全なクラウド環境で利用できるようになることで、機密性の高い情報を扱う金融・医療・行政などの分野での採用が進む。海外製AIサービスへの依存度を下げたい国内企業や政府機関にとって有力な選択肢となり、日本のAIエコシステム全体の自立性向上にも貢献する。
なぜ重要か
ソフトバンクが国産AI「Sarashina」のクラウド提供を開始し、データ主権を重視する企業向けの選択肢が拡大した。
元記事を読む — AI Watch