2026年7月3日 13:37
SoftBank・藤枝市、窓口業務AI実証開始
3行まとめ
- •SoftBankと藤枝市が窓口業務AI実証を開始
- •国産AI「Sarashina」でナレッジ検索を実装
- •実施期間は2027年3月まで予定
詳細
背景
日本の自治体では窓口業務における問い合わせ対応の効率化が長年の課題となっている。職員は住民対応の際、膨大な規定・マニュアルの中から適切な情報を迅速に探す必要があるが、その検索に時間がかかることで対応品質や速度にばらつきが生じていた。こうした課題を背景に、AIを活用したナレッジ検索システムの実用化が模索されている。
内容
ソフトバンクは静岡県藤枝市と連携し、ソブリン性を備えたクラウドサービス「Cloud PF Type A」と、子会社SB Intuitionsが開発する国産生成AI「Sarashina」を組み合わせたナレッジ検索システムを構築した。このシステムは自治体窓口の担当職員が住民からの問い合わせに対して、関連規定や手続き情報を素早く検索・参照できるよう支援するもので、実証実験として2027年3月まで運用が予定されている。ソブリンクラウドを採用することで、自治体が懸念するデータの主権やセキュリティ面の要件にも対応している。
今後の影響
本実証の結果次第では、他の自治体への横展開が視野に入る。国産AIと国内クラウドを組み合わせた行政向けソリューションとして、SoftBankは官公庁・地方自治体市場の開拓を加速させる意向とみられる。行政DXにおける国産AI活用の先行事例として、同様の導入を検討する自治体にとって参考となる取り組みとなる。
なぜ重要か
国産AI「Sarashina」の自治体窓口業務への初期導入事例。行政DXにおける国産ソブリンAI活用の先行事例として位置づけられる。
元記事を読む — AI Watch