2026年7月10日 14:53
楽天モバイルOpen RAN、AI自律運用レベル4認定
3行まとめ
- •楽天モバイルのRAN省電力化がレベル4認定取得
- •AIが人手介さずネットワーク運用を自律最適化
- •TM Forumの自律型ネットワーク評価基準で認定
詳細
背景
楽天モバイルは2026年2月、同社が展開するOpen RAN基盤上の自律型省電力化ソリューションが、国際通信業界団体TM Forumが定める自律型ネットワーク(Autonomous Networks)評価基準において「レベル4」の認定を取得したと発表した。TM Forumのレベル評価は段階制を採用しており、レベル4は高度な自律制御に相当し、AIがほぼ人手を介さずにネットワークの状態を監視・判断・制御できる段階を意味する。
内容
今回認定を受けたソリューションは、AIがネットワークの負荷状況やトラフィックの変化をリアルタイムで分析し、基地局の電力消費を自律的に最適化する仕組みを持つ。従来は人間のオペレーターが都度設定変更を行っていた省電力制御を、AIが状況に応じた判断を下して自動実施することで、運用効率の向上と電力コスト削減を同時に実現する。商用Open RANネットワークとしてのレベル4認定取得は、国際的にも先進的な事例として位置づけられている。
今後の影響
本認定は、通信事業者が次世代ネットワーク運用における自律化・省エネ化を進める際の参照指標となる。楽天モバイルの商用実績は、AIによる運用コスト削減と環境負荷低減の両立を示す先例として、国内外の通信業界での取り組み加速につながる。
なぜ重要か
商用Open RANでAIが自律的に省電力を最適化するレベル4認定は、通信インフラのAI自動化が実用段階に進んだことを示す。
元記事を読む — AI Watch