2026年8月18日 18:42
NEC、水中音響AI基盤モデル構築へ研究開始
3行まとめ
- •NEC、水中音響基盤モデル研究開始
- •防衛装備庁から研究委託を受注
- •2027年度までの構築目指す
詳細
背景
防衛装備庁防衛イノベーション科学技術研究所は、軍事・民生の両方に役立つデュアルユース技術の創出を目指す「革新型ブレークスルー研究」を実施している。NECは今回、この枠組みの中で水中音響分野におけるAI活用の研究委託を受注し、8月18日に研究開始を発表した。
内容
受注したのは「自己教師あり学習による水中音響基盤モデルに関わる研究委託(その1)」。自己教師あり学習は、正解ラベルを付けていない大量の音響データからAIが特徴やパターンを自動的に学習する手法で、潜水艦探知や海洋観測など幅広い用途に応用できる汎用的な基盤モデルの構築を目指す。防衛用途を明確に視野に入れたデュアルユース研究として位置づけられている点が特徴だ。
今後の影響
NECは2027年度までに基盤モデルの構築完了を目指すとしている。実現すれば防衛分野の水中センシング能力向上に加え、海洋調査や環境モニタリングなど民生分野への技術転用も見込まれる。国内企業によるデュアルユースAI研究の具体事例として、今後の防衛関連調達の動向を占う一例になりそうだ。
なぜ重要か
防衛と民生に応用可能な水中音響AIの基盤モデルを国内企業が開発へ着手する事例。
元記事を読む — AI Watch