2026年8月14日 08:00
南海電鉄、乗務員計画作成が数カ月→1週間に
3行まとめ
- •南海電鉄が乗務員計画を自動化へ
- •日立の疑似量子技術CMOSアニーリング活用
- •熟練者頼みの作業を数カ月→1週間に短縮
詳細
背景
南海電気鉄道ではこれまで、乗務員や車両の運用計画を熟練担当者の手作業で作成しており、完成までに数カ月を要していた。労働人口の減少や担当者の高齢化により、属人化した計画業務の自動化・効率化が鉄道現場共通の課題となっていた。
内容
南海電鉄は日立製作所と共同で、日立独自の計算技術「CMOSアニーリング」を用いて乗務員・車両運用計画を自動作成するシステムの構築を始める。CMOSアニーリングは量子コンピュータの計算原理を半導体回路上で疑似的に再現し、組み合わせ最適化問題を高速に解く技術で、複雑な制約条件を満たす計画を短時間で導き出せるのが特長。これにより従来数カ月かかっていた計画作成期間を1週間程度に短縮できる見込みだという。
今後の影響
熟練者のノウハウに依存してきた業務が自動化されれば、担当者の負荷軽減や技能継承の課題解消につながる。今回はまず乗務員計画からの適用となるが、鉄道以外の運行・シフト計画業務でも同様の最適化技術の活用が広がる可能性がある。
なぜ重要か
熟練者依存だった計画作成が数カ月→1週間に短縮。鉄道業務の最適化技術活用事例として参考になる。
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