2026年10月16日 23:02
Meta、規約改定でニュースサイトをAI学習に利用か
Meta’s new terms may allow it to train AI on news sites for free
3行まとめ
- •Metaが新規約でAI学習用のスクレイピング許諾を得る
- •広告主に「関連」するサイトの情報が対象
- •規約は10月30日に施行
詳細
背景
Metaは商用規約と自社運用型(セルフサーブ)広告の規約を改定する。Nieman Labの報道によると、新規約にはMetaのプラットフォームを利用する事業者に「関連」するウェブサイトを、Metaがクロール(自動巡回)してスクレイピング(情報の自動収集)することを許諾する内容が含まれている。対象にはオンラインのニュース媒体も入るとされる。
内容
新規約は10月30日に施行される。規約には、収集した外部コンテンツをMetaが「開発、改善、研究」および「学習」に使えると書かれている。用途にはAI製品の学習も含まれる。Metaの広報担当ダニエル・ロバーツ氏は、商用規約とセルフサーブ広告規約を「統合」しているだけだと説明している。一方で、法律の専門家はNieman Labに対し、条文が広範な権利をMetaに与える内容になっていると指摘している。
今後の影響
出版社や媒体運営者が広告主としてMetaのサービスを利用している場合、自社サイトのコンテンツが対価なしでAI学習に使われる余地が生じる。AI企業が報道機関とコンテンツのライセンス契約を結ぶ動きが広がる中、規約の改定によって利用許諾を取り付ける手法が示された形となる。施行日の10月30日までに、媒体側は規約の内容と自社の利用状況を確認する必要がある。
なぜ重要か
Metaのプラットフォームを利用する企業や出版社のコンテンツが、規約への同意を通じて無償でAI学習に使われる恐れがあり、施行前に契約内容の確認が求められる。
元記事を読む — The Verge AI