AIニュース3行まとめ
2026年7月27日 16:00

Langflow悪用、AIモデル破壊型ランサム出現

New ransomware targets AI model weights and can't even collect the ransom

3行まとめ

  • Langflow脆弱性を反復攻撃で悪用
  • AIモデルの重みを破壊する新型ランサム
  • 身代金回収には失敗、実害限定的

詳細

背景

セキュリティ企業Sysdigの脅威リサーチチームは、同一の攻撃者が同じLangflowサーバーに2度侵入した事例を報告した。侵入経路はCVE-2025-3248という、Langflowのコード検証エンドポイントに存在する認証欠如の脆弱性で、インターネットに公開されたサーバーであれば誰でも任意のPythonコードを実行できる状態だった。1回目の侵入は7月1日、2回目は7月20日に確認されている。

内容

1回目の侵入ではエージェントを展開する程度の活動にとどまったが、2回目の侵入では、学習済みAIモデルを破壊する目的で設計されたランサムウェアが投入された。侵入経路は変わらなかったが、ペイロードの内容は大きく様変わりし、AIモデルの重み(weights)そのものを標的にする点が特徴的である。ただしこのランサムウェアは身代金を実際に回収する仕組みが機能しておらず、攻撃としては未完成な状態だったとみられる。

今後の影響

Langflowなど自己ホスト型のAIエージェント構築ツールを本番運用する組織にとって、既知の脆弱性を放置することがAI資産そのものの破壊につながりかねないことを示す事例である。パッチ未適用のサーバーは早急な対応が求められる。

なぜ重要か

既知の未修正脆弱性を通じ、AIモデルの重みを破壊するランサムウェアが投入された事例で、自己ホスト型AIツール運用のパッチ適用緊急性を示す。

元記事を読む — VentureBeat AI

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