AIニュース3行まとめ
2026年6月17日 12:18

日立、OpenAI Codexでレガシー刷新へ

3行まとめ

  • 日立がOpenAI Codexとの連携を本格化
  • レガシーシステム刷新とサイバー防衛に活用
  • 上流仕様の可視化から移行テストまで対応

詳細

背景

日立製作所はOpenAIとの連携を本格的に強化し、AIエージェント「Codex」を活用した新たなシステム開発アプローチの確立を発表した。日本を代表する大手SIerである日立は、多くの企業向け基幹システムの構築・保守を担っており、老朽化したレガシーシステムのモダナイゼーションを推進するためにOpenAIの技術を採用する。Codexは自然言語による指示でコードの生成・解析・デバッグを行えるAIエージェントで、複雑なコーディングタスクを自律的に処理する機能を持つ。

内容

日立が取り組む具体的な手法は、Codexのコード解析能力と同社が長年蓄積してきたシステム開発ノウハウを組み合わせるものだ。既存のレガシーシステムのソースコードをCodexで解析し、上流工程の設計仕様を自動的に可視化する。その後、新システムへの移行テストまでの一連のプロセスをAIが支援する体制を確立することを目指す。また、サイバーセキュリティ防衛にもCodexを活用し、AIを用いた防衛体制の強化も図る方針だ。

意義

日立による今回の発表は、日本を代表する大手SIerがCodexをレガシーシステム刷新の実践ツールとして本格採用したことを示す。仕様書が残っていない既存コードから上流設計仕様を自動生成するアプローチは、ドキュメント整備が課題となっている日本の多くのシステム刷新案件に適用できる手法として位置づけられている。OpenAIとの連携はレガシー刷新とサイバー防衛の両面をカバーする総合的な取り組みとして打ち出された。

なぜ重要か

日本最大級のSIerがCodexでレガシー刷新手法を確立することで、仕様書のない老朽システムを抱える国内企業への適用事例が示される。

元記事を読む — ITmedia AI+

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