2026年9月11日 07:30
日立、熟練者の知見をAIで形式知化
3行まとめ
- •日立が設計ナレッジシステム提供開始
- •熟練者の知見をAIで形式知化し蓄積
- •3D CAD設計ルール違反も自動検出
詳細
背景
ものづくりの現場では、熟練技術者が長年の経験で培った設計ノウハウが個人の暗黙知にとどまり、組織全体で共有・継承されにくいという課題がある。世代交代が進む中、こうした知見をどう形式知化し次世代に引き継ぐかは製造業共通のテーマとなっている。
内容
日立製作所は、こうした熟練者の経験やノウハウをAIで形式知化し、設計ナレッジとして蓄積・活用できる「設計ナレッジシステム」の提供を開始した。過去の設計データや技術者の判断基準をAIが分析してルール化し、検索・参照しやすい形で組織内に蓄積する。加えて、3D CADデータが設計ルールに違反していないかを自動でチェックする機能も搭載し、設計段階でのミス防止に役立てる。
今後の影響
設計ナレッジの蓄積と自動チェックにより、設計業務の効率化や品質向上に加え、熟練者から若手への技術継承を支援する。製造業では人手不足やベテラン技術者の退職が進んでおり、同システムはこうした知見継承の課題に対応する取り組みの一つとなる。
なぜ重要か
熟練者のノウハウをAIで形式知化し、3D CADの設計ルール違反も自動検出することで、設計品質向上と技術継承を後押しする。
元記事を読む — ITmedia AI+