2026年8月11日 08:00
SOC人手対応、28年までに30%減 ガートナー予測
3行まとめ
- •ガートナーがセキュリティ優先事項3つ提示
- •2028年にSOC人手対応30%減と予測
- •AIが攻撃対象を拡大させると分析
詳細
背景
AI活用が進む中、サイバー攻撃も自動化・巧妙化している。ガートナーは、企業がAI時代のセキュリティ運用で直面する構造変化を分析し、2028年までにセキュリティ対応の在り方が大きく変わるとの予測を示した。特にAIエージェントによる自動化されたアクセスの増加が、従来型の防御体制に新たな課題を突きつけている。
内容
ガートナーは企業が注力すべき優先事項として3点を挙げた。第一に、AIエージェントや自動化システムの利用拡大に伴い、人間と機械的なプロセスの区別が困難になっているIAM(アイデンティティ・アクセス管理)の抜本的な強化。第二に、完全な防御よりも被害の最小化と迅速な復旧に焦点を移す発想の転換。第三に、セキュリティ強化を理由に新技術導入を止めず、リスク管理を組み込みながらイノベーションを継続することである。さらに、エージェント型の攻撃対象領域は2028年までに25%増加し、機械的なID管理の複雑化により、SOC(セキュリティオペレーションセンター)における人手対応は現在より30%減少すると予測している。
今後の影響
常態化する攻撃に対応するには、企業はIAM基盤の現代化とインシデント対応能力の強化を急ぐ必要がある。自動化された防御体制への移行が進む一方、人手不足を補う新たな運用モデルの構築が今後の課題となる。
なぜ重要か
AIによる攻撃拡大でSOCの人手対応が2028年に30%減る中、IAM強化と復旧重視への戦略転換が急務となる。
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