2026年4月23日 10:00
生成AIでROIが出ない企業へガートナーが提言
3行まとめ
- •生成AI導入2〜3年でもROIが出ない企業が多数
- •個人の時間短縮が組織成果に繋がらないのが原因
- •ガートナーは「後回し業務への活用」を問題視
詳細
背景
生成AIの企業導入が本格化して2〜3年が経過するが、期待通りのROIを得られていない企業は依然として多い。個人レベルでの作業時間短縮は実現できていても、それが組織全体の業績改善や収益貢献に結びついていないというギャップが広がっている。調査会社ガートナーはこの現象を「生成AIの成果創出失敗」として問題提起している。
内容
ガートナーが指摘する最大の原因は、企業が生成AIを「もともと優先度の低い後回し業務」の効率化に充てている点にある。たとえばレポート作成の自動化や社内向け文書整理といったタスクは時間を削減できても、ビジネスインパクトが小さいため組織レベルの成果には繋がらない。ガートナーは、AIへの投資対効果を高めるには「高付加価値な業務プロセス」にAIを組み込む戦略転換が必要だと提言している。
今後の影響
この提言は、AI導入を推進するIT部門や経営層にとって優先領域の見直しを迫るものとなる。単なる業務効率化ではなく、売上・顧客体験・意思決定速度など経営指標に直結するユースケースの特定と実装が、今後のAI投資の成否を分ける鍵となる。
なぜ重要か
AI投資のROIが出ない原因を「活用領域の誤り」と明確に指摘。導入企業が優先領域を見直す実践的な判断材料となる。
元記事を読む — ITmedia AI+