2026年8月4日 21:00
EON、衛星レーザーで海底ケーブル代替目指す
EON wants to move the data superhighway from ocean fiber to space lasers
3行まとめ
- •EONが衛星レーザー通信網計画
- •海底ケーブル代替、AI企業需要見込む
- •資金1075万ドル、27年末デモ機打上げ
詳細
背景
海底ファイバーケーブルは修理や新設の難易度が高く、大陸間データ伝送のボトルネックとなっている。2026年5月創業のスタートアップEON(Endeavour Optical Networks)は、大陸間通信インフラを衛星レーザーで代替する構想を掲げ、General CatalystとAndreessen Horowitzから1,075万ドルのシード資金を調達した。
内容
EONは約20基の衛星で構成するネットワークを構築し、各衛星が大陸間を結ぶ専用リンクを提供する計画で、初期段階で24時間カバレッジを目指す。目標スループットは2.4テラビット毎秒で、既存海底ケーブル(200テラビット毎秒超)には及ばないが大幅な高速化を狙う。2027年末までにデモ衛星を打ち上げ、800ギガビットから1テラビットの光ダウンリンクの実証を目指す。主要顧客としてハイパースケーラーやAI研究所など、大量データ移動を必要とする企業を想定している。
今後の課題
雲による遮蔽など大気による信号歪みが技術的な障壁となる。同社は気象データを活用した冗長サイト配置により信頼性を確保する計画だ。
なぜ重要か
AIデータセンターの膨大なデータ移動需要が、衛星レーザーという新たな通信インフラへの投資を呼び込んでいる。
元記事を読む — TechCrunch AI