2026年10月15日 20:00
AI玩具Eiliko、会話が中国サーバーに
Your secrets aren’t safe with this cute robot toy — they’re on Chinese servers ready to be hacked
3行まとめ
- •AIロボ玩具Eilikoの会話が中国サーバーに送信
- •ハッカーが侵入し人格を乗っ取れる状態
- •開発元Energize Labは対応に消極的
詳細
背景
Eilikoは、表情を変えて持ち主の気分に合わせて反応する、マシュマロのような見た目のデジタルペット型ロボットである。AIコンパニオン機能を備え、Wi-Fi経由で会話できるため、子どもを含む家庭での利用を想定した製品として販売されている。The VergeのSean Hollisterが実機を購入して検証した。
内容
検証によると、Wi-Fiを通じてEilikoに話しかけた内容は中国のサーバーに送信される。AIコンパニオンはユーザーが話した内容をほぼすべて保存でき、そのデータが置かれたサーバーには、ハッカーが容易にアクセスできる状態だった。さらに、ロボットの「人格」を設定する仕組みも乗っ取ることができ、攻撃者が振る舞いを書き換えられる。開発元のEnergize Labは、この問題に対して真剣に取り組む姿勢を見せていないと報じられている。
今後の影響
会話型AIを搭載した玩具や家庭用ロボットでは、音声や会話履歴という機微な個人情報がクラウドに送られる。購入時にはデータの保管場所、通信の保護、開発元の脆弱性対応体制を確認する必要があることを示す事例である。特に子どもが使う製品では、保護者が保存データの扱いを把握しておく必要がある。
なぜ重要か
AI搭載の家庭用ロボットが会話を海外サーバーに保存し、乗っ取りも可能だった事例。家庭向けAI製品のデータ管理を見直す材料になる。
元記事を読む — The Verge AI