2026年8月10日 14:55
ドコモとSamsung、AI通信最適化技術を共同開発
3行まとめ
- •ドコモとSamsungがAI技術を共同開発
- •通信速度低下を予測し最適化
- •個々の状況に応じ通信品質向上
詳細
背景
NTTドコモとサムスン電子は、通信品質を左右する電波状況がユーザーごとに異なる点を踏まえ、AIを活用した通信最適化技術を共同開発した。従来、通信ネットワークは基地局側で通信リソースを一律に制御する方式が中心だったが、今回の技術では個々のスマートフォンが置かれた状況に応じてリソース配分を調整する仕組みを取り入れている点が特徴となっている。
内容
新技術は、AIがスマートフォンごとの通信状況を分析し、通信速度が低下する兆候を事前に予測したうえで、その予測結果に基づいて通信を最適化する仕組みである。動画視聴やビデオ通話、オンライン会議など、通信速度の変動がユーザー体験に直結する場面において、速度低下を未然に抑えることを目的としている。混雑した通信環境でも安定した通信品質を維持できるよう、ドコモとサムスンが共同でこの技術を開発した。
今後の影響
通信キャリアと端末メーカーが連携し、AIを活用して通信品質を高める取り組みが今回のニュースで明らかになった。個々のユーザー単位で通信を最適化する手法は、大容量のデータ通信が求められる5Gなどの通信規格を支える要素技術の一つに位置付けられる。
なぜ重要か
通信キャリア側のインフラ最適化技術で、業務でのAI活用や意思決定への直接的な影響は小さい。
元記事を読む — AI Watch