2026年9月14日 14:41
DNP、AI時代の金融認証基盤を11月提供開始
3行まとめ
- •DNPが金融機関向け新認証サービス
- •Keypascoのデバイス認証技術を活用
- •AI時代の不正取引対策を強化へ
詳細
背景
大日本印刷(DNP)は、AIエージェントが人に代わってデジタルサービスを利用する場面が増える中、なりすましや不正利用を防ぐ認証基盤の必要性が高まっていることを踏まえ、認証技術を持つLydsec Keypasco Digital Technology(Keypasco)と協業契約を締結した。人とAIエージェントの双方が安全にデジタルサービスを利用できる仕組みづくりを目指すもので、今回の協業はその第一弾となる。
内容
具体的な取り組みとして、DNPは金融サービス事業者向けに「DNPマルチトラスト認証」サービスを11月から提供開始する。本人確認、デバイス認証、リスクベース認証などの複数の認証手段を組み合わせ、ログインや取引のたびに状況に応じてリスクを評価し、認証の強度を動的に調整する仕組みを備える。Keypasco独自のデバイス認証技術を採用することで、フィッシングやアカウント乗っ取りに起因する不正取引のリスク低減を図る。
今後の影響
金融機関は利用者の利便性を損なわずにセキュリティ水準を高められるほか、今後AIエージェントを介した取引が広がった場合の本人確認手段としての活用も見込まれる。DNPは金融分野を皮切りに、他業種の事業者への提供拡大も検討するとみられる。
なぜ重要か
金融機関のなりすまし・不正取引対策として、AI時代を見据えた認証基盤の実例。
元記事を読む — AI Watch