2026年7月14日 00:48
デジタル庁、国産LLM3種を「源内」で試用評価
3行まとめ
- •デジタル庁が国産LLM3種の試用を開始
- •さくらのクラウドでA/Bテスト評価を実施
- •ガバメントAI「源内」への採用モデルを選定
詳細
背景
デジタル庁は行政業務の効率化と住民サービスの向上を目的に、政府全体で活用するAIシステム「源内(げんない)」の整備を推進している。その中核となるLLMの選定に向け、国内開発モデルの実用評価を本格化させた。評価の基盤にはさくらインターネットが提供するクラウドサービスを採用している。
内容
今回試用を開始するのは、NTTデータ開発の「tsuzumi 2」、富士通開発の「Takane 32B」を含む国内開発LLM3種。A/Bテストによるユーザー評価を通じて、行政業務における応答品質・有用性・安全性を検証する。デジタル庁が評価を主導するため、その結果は源内の正式採用モデル選定に直接活用される。
今後の影響
国内開発モデルを政府公式AIの基盤に採用する取り組みは、日本のAI調達における国産モデル活用の先例となる。デジタル庁はこの評価を通じ、安全保障・データ主権の観点から国内モデルの実用性を検証する方針を示している。採用が決まったモデルは政府での採用実績を持つことになり、民間企業のAI選定においても参考情報となる。
なぜ重要か
政府が国産LLM3種をガバメントAI「源内」向けに正式評価する初の大規模事例。採用結果が国内AI市場の方向性に直結するため、国産モデル開発各社に注目が集まる。
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