2026年7月10日 11:30
デジタル庁、国産AIを国産クラウドで実証実験
3行まとめ
- •デジタル庁がAI基盤「源内」の実証実験を開始
- •さくらのクラウドでtsuzumiなど国産モデルを稼働
- •日本のAI自律性確保を目標に掲げる
詳細
背景
デジタル庁は政府職員向けAI基盤「源内」の実証実験として、国産AIモデルを国産クラウド上で動作させる取り組みを発表した。採用するクラウドはさくらインターネットの「さくらのクラウド」で、稼働するAIモデルにはNTTが開発した「tsuzumi」など国産モデルが含まれる。
内容
この実証実験は、政府が推進する国産デジタルインフラ整備の一環として位置づけられる。外資系クラウドや海外製AIモデルへの依存を減らし、データ主権やシステムの信頼性を国内で確保することが主な狙いだ。「源内」はすでに政府職員が業務でAIを活用するための基盤として整備が進んでおり、今回の実証実験はその拡充に当たる。
今後の影響
「日本の自律性確保」を目標として掲げることで、国産AI・クラウド産業への政府調達拡大を示唆する。さくらインターネットやNTTなど国内企業にとっては公共分野での採用事例となり、企業の国産AI導入判断にも影響を与える可能性がある。実証実験の成果次第では、政府AI基盤の本格展開に向けた調達要件が定まるとみられる。
なぜ重要か
政府AI基盤に国産クラウドと国産モデルが採用されたことで、日本のAI自律性戦略の具体化が進む。国産AI・クラウド産業への公共需要拡大を示す先行事例となる。
元記事を読む — ITmedia AI+