2026年7月28日 02:55
デリー高裁、OpenAIのAI学習を「私的利用」と認定
Delhi High Court hands OpenAI a win by rejecting major Indian news agency's copyright injunction
3行まとめ
- •デリー高裁、ANIの差止請求を却下
- •AI学習を「私的利用」と初判断
- •ANI提出の証拠が逆効果に、本訴は継続
詳細
背景
インドのニュース通信社ANIは、OpenAIが許可なく記事を無断でAIモデルの学習に利用し著作権を侵害しているとして、デリー高等裁判所に差止命令を求めていた。生成AIの学習データ利用を巡る著作権訴訟はインドでも増えており、今回の判断は今後の同種訴訟に影響を与える可能性がある注目の一件だった。
内容
デリー高裁はANIの差止請求を退け、OpenAIに軍配を上げた。裁判所はAIモデルの学習行為を「私的利用」に分類したとされ、AI学習データの利用を巡る司法判断として初めての枠組みとなった。さらにANI側は、モデルの学習完了後に公開された記事を証拠として提出しており、この点が主張の信頼性を損ね、裁判所の判断に不利に働いたとみられる。
今後の影響
今回の判断は差止命令に関する暫定的なものであり、著作権侵害の有無そのものを争う本訴は依然として係属中である。最終的な結論が出るまでは、AI企業の学習データ利用が全面的に適法と確定したわけではなく、引き続き審理の行方が注目される。
なぜ重要か
AI学習を「私的利用」と初めて認定した判断で、生成AIの著作権訴訟における今後の判断基準に影響を与える可能性がある。
元記事を読む — The Decoder