2026年4月3日 08:00
ダイハツのDX人材育成:工場員を2カ月でAI人材に
3行まとめ
- •PC未経験の工場員を2カ月でAI活用人材に育成
- •ダイハツが「人にやさしいデジタル」を掲げDX推進
- •現場発の改革で多くの業務改善成果を創出
詳細
背景
ダイハツは「人にやさしい、みんなのデジタル」をスローガンに、製造現場を中心としたDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を進めてきた。同社が直面していた課題は、日常的にPCを使わない工場のライン作業員をいかにデジタル人材として育成するか、という点にある。DX推進をリードする太古無限氏がその取り組みの全容を語った。
内容
ダイハツの人材育成プログラムの最大の特徴は、ITリテラシーがほぼゼロの作業員を対象に、わずか約2カ月でAI活用のキーパーソンへと育て上げる仕組みを構築した点にある。専門的な技術知識を前提とせず、現場の業務課題に即した実践的なカリキュラムを設計することで、参加者が短期間で成果を出せる環境を整えた。育成を受けた作業員は、現場でのAI活用を主導する役割を担うまでに成長している。
今後の影響
この取り組みは、製造業におけるDX推進の一つのモデルケースとなる可能性を示している。デジタルスキルを持たない現場人材の育成に成功したことで、ダイハツ社内では現場発の改革が相次いで生まれており、業務効率化の成果が積み上がっている。製造業全体でDX人材不足が課題となる中、同様の取り組みを検討する企業にとって参考となる事例といえる。
なぜ重要か
製造業でのDX人材不足解消のヒントとなる事例。PC未経験の現場員を2カ月でAI活用人材に育成した手法は注目される。