2026年4月24日 10:44
白亜紀の海に全長19mの巨大タコ、AI化石解析で判明
3行まとめ
- •白亜紀後期の海に全長19mの巨大タコが存在
- •北海道大のAI化石解析で判明、Science誌掲載
- •脊椎動物が頂点との4億年来の定説を覆す
詳細
背景
北海道大学などの国際研究チームは、白亜紀後期(約1億~7200万年前)の海洋生態系を解明するため、化石データをAIで解析する新手法を開発した。従来の古生物学では、海の頂点捕食者は約4億年にわたり魚類や海生爬虫類などの脊椎動物が独占してきたとされており、この定説は長年にわたり覆されることなく信じられてきた。
発見内容
AIによる化石解析の結果、全長最大19mにもなる巨大タコが白亜紀後期の海で食物連鎖の頂点に立っていたことが判明した。タコは脊椎動物ではなく軟体動物に分類される無脊椎動物であり、この発見は4億年来の常識を根本から覆すものだ。研究成果は2026年4月24日付の米科学誌「サイエンス(Science)」に掲載された。
今後の影響
本研究はAIが古生物学・生態系研究に有効活用できることを実証した重要な事例だ。大量の化石データをAIで解析する新手法により、従来の研究手法では見逃されていた生態系の実態が明らかになった。生命進化史における脊椎動物優位という4億年来の定説が書き換えられたことで、古生物学の研究に新たな視点をもたらす成果として評価されている。
なぜ重要か
AIが古生物学の化石解析に活用され、4億年来の定説を覆す発見を実現。科学研究へのAI応用範囲の広さを示す事例。
元記事を読む — ITmedia AI+