2026年9月4日 07:00
Copilot経由でWord文書に自己増殖ウイルス
3行まとめ
- •Copilotで感染拡大の新脅威
- •Word文書が媒介、自己増殖の恐れ
- •企業のAI活用に新たな警戒必要
詳細
背景
Microsoft Copilotのような生成AIアシスタントを日常業務で使う企業が増える中、Word文書を悪用した新しいタイプのセキュリティ脅威が見つかった。文書に埋め込まれた悪意ある指示をAIがそのまま実行してしまう、プロンプトインジェクションと呼ばれる手法が背景にある。
内容
Copilotに複数のWord文書をまとめて処理させる操作を悪用し、文書内に仕込まれた不正な指示をAIが読み込んで実行することで、感染が他の文書やユーザーへと連鎖的に広がる懸念が指摘されている。ウイルスのように自己増殖する挙動を示す点が特徴で、従来のマクロウイルス対策の延長では防ぎきれない新しいリスクとして注目されている。社内で共有される文書を介して被害が拡大すれば、組織全体に影響が及ぶ可能性もある。
今後の影響
生成AIをオフィス業務に組み込む企業が急増する中、AIエージェントへの指示そのものが攻撃経路になり得るという教訓を示す事例といえる。文書の出所確認やAIの実行権限の制御など、従来とは異なる観点でのセキュリティ対策の見直しが求められそうだ。
なぜ重要か
Copilot経由でWord文書から感染が広がる新手口が判明し、企業のAI活用ルール見直しが必要になる可能性がある。
元記事を読む — ITmedia AI+