2026年8月20日 03:18
OpenAI、Codexのファイル削除バグ修正
OpenAI fixes Codex bug that deleted real user files without permission
3行まとめ
- •Codexが誤ってユーザーファイル削除
- •一時フォルダ向けコマンドが誤作動
- •OpenAIが検証機能追加し修正
詳細
概要
OpenAIはコーディング支援AIツール「Codex」のバグを修正した。最新モデルのGPT-5.6 Sol搭載版で、実際のユーザーファイルが意図せず削除される不具合が発生していた。一時フォルダの整理を目的としたクリーンアップコマンドが、誤ってホームディレクトリ全体を対象にしてしまい、ユーザーの重要なファイルが失われる事態を招いていた。
原因と対応
問題の原因は、削除対象のパスを十分に検証しないままコマンドを実行していたことにあった。OpenAIは修正版で、Codexが削除処理を行う前に対象パスを事前に検証する仕組みを追加した。また、意図せずフルアクセスモード(システム全体への書き込み権限を持つモード)が有効化される経路も塞がれ、誤操作による被害拡大を防ぐ設計に改められた。
今後の影響
AIコーディングエージェントはファイルシステムへの直接操作権限を持つケースが増えており、今回のような不具合はユーザーの業務データ損失に直結するリスクがある。企業がAIコーディングツールを導入する際は、権限範囲の設定やバックアップ体制の確認が一層重要になる。
なぜ重要か
Codexが実ファイルを誤削除した重大な安全事故で、AIツールの権限管理の重要性を示した。
元記事を読む — The Decoder