2026年10月5日 23:12
Aleph Alpha、独英MoEのKolibri公開
Aleph Alpha releases Kolibri, an open-weight model that makes the case for European AI sovereignty
3行まとめ
- •Aleph AlphaがKolibriを公開
- •総78B・有効約30億のMoE型
- •Apache 2.0で重みを無償提供
詳細
背景
ドイツのAI企業Aleph Alphaが、ドイツ語と英語に対応したオープンウェイトのモデル「Kolibri」を公開した。オープンウェイトとは、学習済みモデルの重みを公開し、誰でもダウンロードして利用できる形式を指す。同社は欧州のAIソブリン(自国・地域でAIを自前で運用できる状態)の必要性を訴える立場で、このモデルを位置づけている。
内容
Kolibriは混合専門家(MoE)方式のモデルで、総パラメータ数は780億。1トークンの処理ごとに動くのは約30億パラメータに限られる。MoEは入力に応じて一部の専門家ネットワークだけを使うため、総規模に比べて推論時の計算量を抑えやすい。学習データの21%超がドイツ語で、学習にはドイツとフィンランドにあるB200 GPU 768基を使った。
ライセンス
重みはApache 2.0ライセンスで無償公開されている。商用利用を含む利用・改変・再配布が認められており、ライセンス上は自社環境への組み込みも可能。ドイツ語を重視したモデルを使いたい企業や研究機関にとって、選択肢が1つ加わった。
なぜ重要か
ドイツ語比率の高い78B規模のオープンウェイトモデルがApache 2.0で公開され、欧州発の自前AI運用の選択肢が増えた。
元記事を読む — The Decoder