2026年6月25日 07:00
味の素、AI活用でフルスタック人材育成
3行まとめ
- •味の素がAIでフルスタック人材育成へ
- •新規PJ失敗の経験が育成のきっかけに
- •既に年間300時間の工数削減を達成
詳細
背景
味の素は過去の新規プロジェクトで、社内にデジタル技術を総合的に扱える人材がいないことが判明した。外部ベンダーや専門家への依存でプロジェクトが遅延し、ビジネス課題と技術解決の間にギャップが生じた。この苦い経験を契機に、AIを含むデジタル技術を業務課題の発見から解決まで一貫して担える「フルスタック人財」の育成プログラムを本格化させた。
育成内容
フルスタック人財とは、業務課題の設定からデータ収集・分析、AIツール活用、システム実装まで幅広く担える人材を指す。育成では座学よりも実務ベースのOJT形式を重視し、実際の業務課題を通じて段階的にスキルを習得させる。このアプローチにより、すでに特定業務において年間約300時間の工数削減を実現した事例が生まれており、効果が数字として示されている。
今後の展開
味の素はフルスタック人財をDX推進のキーパーソンとして位置づけ、今後も増員を継続する方針だ。食品メーカーという非IT業種での成功事例は、同業界や非IT産業全般に対して社内DX内製化の一モデルを提示している。外部依存を減らして内製化を進めることで、経営効率とスピードの向上を図る取り組みだ。
なぜ重要か
味の素がAI活用のフルスタック人材育成で年間300時間の工数削減を達成。非IT業種での社内DX内製化モデルとして示された実績だ。
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