2026年10月2日 20:15
Mercor調査、AIが会計士に速度と精度で勝る
AI beats licensed accountants on speed and accuracy, but still can't close the books without supervision
3行まとめ
- •AIが構造化会計タスクでCPAを上回る
- •速度・精度の両面で18か月前から逆転
- •高難度のAPEXでは全課題の完遂なし
詳細
背景
Mercorが、現行のAIモデルと公認会計士(CPA)の成績を比較する調査を発表した。18か月前の時点では、AIモデルは会計タスクで人間の専門家に大きく後れを取っていた。会計は規則や手順が明確な業務が多く、AIの実務能力を測る題材として使われている。
内容
調査によると、現行のAIモデルは構造化された会計タスクで、速度と精度の両方において公認会計士を上回った。一方、より難易度の高いAPEX Benchmark(APEXベンチマーク)では、すべてのタスクを完全にこなせたモデルは存在しなかった。この結果から、決算を締めて帳簿を確定する作業のように、複数の工程にまたがる業務をAIが単独でやり遂げることはまだできていない。
今後の影響
会計業務へのAI導入では、定型的な処理をAIに任せつつ、最終確認と判断を人間が担う運用が前提となる。わずか18か月で人間の専門家を超える水準に達したことから、経理部門や会計事務所は、人間による監督を組み込んだ業務設計の検討が求められる段階にある。
なぜ重要か
AIが会計の定型業務で公認会計士を上回ったが、決算完遂には人間の監督が必要と示された。経理業務へのAI導入範囲の判断材料になる。
元記事を読む — The Decoder