2026年8月24日 08:00
日本のAI投資、成果実感わずか13%
3行まとめ
- •日本企業78%がAI投資拡大に意欲
- •全社的な成果実感はわずか13%
- •アクセンチュアが人任せの限界指摘
詳細
背景
アクセンチュアが実施した調査によると、日本企業の78%がAI投資の拡大に意欲を示しており、AI導入への関心は依然として高い水準にある。しかし実際に投資した企業のうち、全社的な成果を実感できていると回答した企業はわずか13%にとどまり、世界平均を大きく下回る結果となった。意欲と成果の間に大きなギャップが存在することが浮き彫りになっている。
内容
調査ではこのギャップの要因として、AI活用を現場や特定部門の「人任せ」にしている企業の姿勢が指摘されている。全社的な戦略設計やガバナンス体制を整えないまま、個別の部署や担当者の裁量に導入を委ねる進め方では、局所的な効率化にとどまり、企業全体の業績向上にはつながりにくいという。経営層が主導して投資対象や評価指標を明確にし、組織横断で成果を測定する体制づくりが不足している企業が多いとみられる。
今後の影響
AI投資の規模を拡大するだけでなく、経営主導での戦略設計や体制整備を伴わなければ、投資対効果は改善しないとみられる。今後、日本企業がAI活用で世界水準に近づくには、部門任せの局所導入から、全社的な推進体制への転換が課題となる。
なぜ重要か
AI投資に前向きな企業は多いが、成果を実感できているのはわずか13%にとどまる。自社の投資戦略や推進体制を見直す参考になる。
元記事を読む — ITmedia AI+